自己分析は潜在的な資質を知ることや客観的に自分を見ることです
自己分析とは文字通り「自分自身を分析すること」です。
自分自身を分析するというのはどのようなことでしょう。それは、現在の自分に至るまでの歴史を再確認したり、自分の長所や短所、好き嫌い、得意苦手といった基本的な性格を探る方法なども含めてさまざまなやり方があるのです。
自分と向き合いそして自分を深く見つめなおすことは、大変骨の折れる作業といえます。
そして、就職活動において「自己分析」は最も重要な作業であり、一番最初に取り掛からなければならない事です。
自己分析によって自分の強みや興味を持っていること、やりたいことを客観的に見つけ出して、希望する業界や職種を絞り込むために必要だからです。
自己分析を怠ると自分を生かす職業や満足できる会社を見つけることができず、就職しても早く退職したり、後悔してしまう就職になってしまうかも知れません。
実際に就職活動をしている学生は職業を選ぶとき、「得意なこと」「向いていること」ではなく、「やりたいこと」などの視点で職業を選ぶ傾向が強いといえます。
その「やりたいこと」が本当に自分自身で分かっているのかが問題です。世間の流行や表面だけ見て判断することは間違いです。自分の人生で「やりたいこと」を探すための手段が自己分析なのです。
そして自己分析を行う際に、自分を客観的にみるために適性検査を利用するのも一つの方法です。
適性検査とは、個人がどのような適性を持っているかを調べる検査です。自分では気がつかない潜在的な資質を知る上で有効な手段です。
自分の性質がどのような職業に受け入れられやすいのかを知り、広く職業を検討する機会を持つことができます。
就職したい職業が決まっていない人には有効な判断材料の一つとして受けてみるとよいでしょう。