自分がやりたい仕事を見つける適職検査
就職活動に取り組む時に「自分がやりたい仕事」は何か?
それを明確にすることは最も大切なことだといえます。
しかし「自分がやりたい仕事」を明確にしていくことは
とても難しいことでもあるのです。
その方法として考えられることを挙げていきます。
まず様々な仕事について情報を集めることです。
次に多くの企業に行って、社会人に会って話を聞いてみる。
そして自分の過去のことや性格などを見つめ直す自己分析をする。
そのようなことを積み上げて、「自分がやりたい仕事」を絞り込んでいきます。
反対に、客観的な視点から自分を分析することで、 自分の資質に合った職業を知ることも大切なことです。
この客観的な視点で行うものが適性検査や適職検査と呼ばれるものです。
受検者の潜在的な資質や職業の適性を測るものとして広く活用されています。
適性検査は信頼性の高いものを受けることに意味があり、
信頼性の高い適性検査の一つにR‐CAPがあります。
R‐CAPは総合適職発見プログラムの略称です。
高校生から社会人向けに開発され、それぞれ種類が分かれています。
R‐CAPは高い信頼性が科学的に実証されておりますので、
多角的、多面的に受検者の興味、価値観、志向を測ることができるのです。
たとえば大学生向きに開発されたR‐CAPは、 過去にとった社会人2万人のデータをもとにしております。
そのデータで様々な職業と受検者の資質との適合度を測定するもので、 自己認識を深め、自分に適した職業を広く考える手がかりとなります。
また、R‐CAPにはR-CAPストレングスという種類があります。
その特徴としては、まず「自分の強み」を科学的に分析するのです。
そして「自分の強み」を就職活動で生かすために、
対象とする企業にアピールするためのトレーニングを行うものです。
R‐CAPは大学生が就職活動の中で自分の適性や適職を考え、 自分の魅力を企業へ伝える手助けをする検査といえます。